昭和112月26日。车家にも226事件が勃発。雪のこの日、帝釈天の参道にある団子屋の轩下に置かれていた赤ん坊は、この家の子供になった。そして腹违いの妹さくらの诞生、小学校时代に始まった戦争と父の出征、初恋???そしてその后の寅次郎につながる家出。 忘れたくない真っすぐな心と、そして、少の目を通してこの时代を正直に生きた大人たちの世界が描かれる。 フーテンの寅はこうして出来上がった。