1971に制作された、木下惠介「人间の歌」シリーズ第5作「冬の华」。シリーズ全体においては、「冬の旅」「冬の云」につづく“冬”3部作として位置づけられている。脚本は、木下惠介监修による仓本聪のオリジナル。作品全体のテーマは“父と子の爱”。父亲と対立する息子が人生の岐路において精神的に成长を遂げ、やがて父亲の人生や人格を认めてゆく过程を描く。主人公の大学4生?乙彦を演じるのはあおい辉彦。父亲?俊夫役は芦田伸介が扮する。