昭和元、东京人形町に生まれた桂木元子が、NHKのアナウンサーをふり出しに、戦后はルポライター、そして作家への道を歩んでいく姿を、昭和の世相をからめながら描いたもの。主妇业のかたわら、仕事にも生きがいを求めて、意欲を持って生きる昭和の女性の奋闘记でもある。元?NHKアナウンサーで作家である、近藤富枝の半生がモデル。